材料費を安価に
材料費が驚くほど安くて済みます
筒状の形状のケースを例として、それぞれの加工方法を見てみましょう。
条件:作ろうとする数量・精度の要求程度・製品の大きさ・形状の複雑差
数量大 | 数量小 | 高精度 | 製品大きさ大 | 製品大きさ小 | 形状複雑差 | |
---|---|---|---|---|---|---|
切削加工 | ◎ | ◎ | ||||
板金加工 | ◎ | ◎ | ||||
絞りプレス加工 | ◎ | ○ | ◎ |
切削加工
ある程度高精度な物を作ることが出来る。少量の場合は総コストが抑えられる。
板金加工
板材を切り製作する方法で、多品種少量生産に向いている。
大量生産にはあまり向かない、寸法精度・製作時間も必要と成る。
絞りプレス加工
切削加工に比べると材料の使用効率が高くて、材料コストを抑えられる。
生産数量が多く、超高精度(万分単位)を要求しない製品であればメリットは大きい。
切削加工に比べれば、材料費が驚くほど安くて済みます。
φ30mm 高さ77mm 厚み1.6mmのケースを例に取るとプレスでは1/6の材料重量で作れてしまいます。